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金時豆のルーツと品種、煮崩れさせない方法について

金時豆は主に北海道で作られている中南米原産のいんげん豆です。
よく知られている赤い金時豆の他にもごくわずかしか栽培されていませんが
さまざまな品種があります。
赤い金時豆と、ひとくくりにされがちですが実は本金時、大正金時、北海金時、福勝(ふくまさり)と品種が分かれて存在することはあまり知られていません。
そのほか形や色が金時豆とは異なる前川金時、栗豆、さくら豆、福白金時豆など金時豆の品種はたくさんあります。

金時豆以前から栽培されていたのは前川金時豆です。金時豆と比較すると小粒で色が深みあるえんじ色をしています。小豆を思わせる強い風味があり荷崩れしにくいことが特徴です。

70代以上の方に前川金時豆の煮豆をお出しすると、そうそうこの豆ね、昔幼い頃に食べていたのは、と懐かしそうにおっしゃいます。前川金時豆はいつの間にか大粒で食べやすい金時豆にとって変わられ姿を消そうとしています。その金時豆もめっきり作り手が少なくなっていると聞きます。

今回手に入れた貴重な白い金時豆、福白金時豆です。
前川金時豆とともに比較されてみてはいかがでしょうか。

金時豆は煮崩れしやすくて気を遣う豆です。
沸騰させた後、ごく弱火にして豆が鍋の中で踊らないようにしながら1時間ほど煮ていきます。火を弱めても動き回るようでしたら五徳や網などを使って鍋の高さ調節をする必要があります。
圧力鍋で煮崩れないように最後まで煮るのは至難の業、硬めに火を止めてからゆっくり煮ていくと時短できます。