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酵素玄米ご飯の作りかた

玄米と小豆、塩を一緒に炊飯した後、
1日に1回かき混ぜながら保温し続けて3日程度でできあがる酵素玄米ご飯。玄米の独特なにおいや味が苦手な方も、もちもちした食感と甘さで人気です。

酵素玄米ご飯の作り方をご紹介します。

・基本材料
無農薬玄米 3合
無農薬あずき 30g
天日海塩 5g

・酵素玄米ご飯のおおまかな作り方の流れ

玄米、あずきを洗います。
  ⇩
炊飯器、圧力鍋などに
玄米、あずき、水、塩を入れます。
  ⇩
玄米あずきご飯を炊きます。
  ⇩
できあがった玄米あずきご飯を保温して寝かせます。
  ⇩ (3~5日、1日に1回はかき混ぜます)

玄米ご飯のできあがり

炊飯の下準備

まず玄米とあずきを洗います。
ボールなどに材料を入れて水を注いで数回かき回し、最初とぐ時は手早く水を捨てます。
水は水道水ではないほうが好ましいです。
3、4回くりかえしとぎます。
研いだらざるに移し替えて水を切ります。

・炊飯器での酵素玄米ご飯の作り方

炊飯器に玄米モードがある場合は玄米を炊けますが、
機能がない場合は圧力鍋か土鍋、鉄鍋などを使って炊きます。
酵素玄米炊飯器を使うのが一番簡単な方法です。
1.内釜に研いだ玄米、小豆を入れて炊飯器のメモリに合わせて
水そして塩を加えてかきまぜます。1時間ほど水につけおきます。

2.炊飯を開始し炊きあがったらしゃもじでかき混ぜ保温します。

3.1日に1回は必ずご飯をかき混ぜて空気を入れてあげます。

4.途中で保温が切れないようにチェックします。

5.1日保温すると、全体の色が炊きあがった時よりも濃くなります。
日にちを経過するごとに酵素の働きでご飯の色が濃くなり、もっちりとしてきます。

6.最初は毎日少しずつ味を見て変化を確認します。
3日めくらいからうまみが乗り5日めくらいまで美味しくいただけます。

・圧力鍋での酵素玄米ご飯の作り方

1. 研いでざるに移し水切りした玄米と小豆を圧力鍋に入れます。

2. 1.5倍の水を入れます。3合ならば水4.5合です。

3. 塩を加えてしゃもじでゆっくりかきまぜます。

4. すぐに炊くことができますが、30分程度そのままつけおきま
す。

5. 加熱を始めます。圧力がかかったら弱火にして20分加圧します。

6. 火を止めて15分ほど蒸らします。

7. 蒸らし終わったら蓋を開けてごはんをかきまぜます。
すぐに炊飯器、保温器などに移して保温を始めます。

・土鍋、鉄鍋などで炊く場合

びっくり炊きという、秋田に古来から伝わる2度炊きの炊き方をご説明します。
玄米を浸水させる必要はなく、研いだらすぐに炊きます。

1. 土鍋や厚手の鍋に研いだ玄米と小豆を入れて1.5倍の水を入れて
塩を加えます。ゆっくりとしゃもじでかき混ぜます。

2. 鍋に蓋をして強火(火が鍋からはみ出ないくらいの)にかけて20分炊きます。吹きこぼれそうになったら少し火を弱めます。

3. これ以降、2回に分けて水を加えていきます。
鍋に水分がなくなるとちりちりと音が始まります。
ふたを開けて100㏄ほどの水を加えてすばやくご飯をかき混ぜます。

水が全体に行き渡ったら再度、玄米の1倍から1.2倍ほどの水を加えてかきまぜてふたをします。強火にかけ、再度沸騰したら弱火で20分ほど炊きます。ぱちぱちと水分がなくなった時の音がしたら火を止めて15分ほど蒸らして出来上がりです。

4. 蒸らし終わったらふたをあけ、かき混ぜてすぐ保温します。