



SOLD OUT
赤大豆は山形県や九州地方でおもに栽培されている晩成種の大豆です。
ほくほく感があり糖度が高く、青臭さや癖がなくオールマイティに使える在来種の大豆です。
えんじ色の皮の赤大豆は、黒豆のようにアントシアニンが含まれています。
山形よりも北の、北海道で果たしてつくれるのだろうか、
と不安を抱えながら栽培しました。
晩成品種の豆は北海道では種まき時期と夏以降の気温推移が重要です。
なんとかクリアして収穫を迎えることができました。
結果は充分納得のいく出来とはいえなかったですが、
味的には山形産の赤大豆と遜色ないというか、
それ以上に甘みが乗った美味しい赤大豆になりました。
散布している玄米乳酸菌との相性が良い感じがあります。
無農薬・無化学肥料で美味しくできました。
一番の問題は、「豆に色むらができる」ことです。
均一に赤くなった豆は四分の一ほどでしょうか、
豆の一部が白っぽかったりピンク色だったりします。
色むらが味に影響を与えているのではと心配しましたが
色の濃い豆とともに加熱すれば問題ありませんでした。
北海道で赤大豆を作ってみたい方にはお勧めです。
やはり在来種の豆は気難しい部分があり、
地域に馴染んだ種の方がうまく栽培できる可能性がアップします。