



農薬未使用栽培のピンク・紫にんにく、大中混合サイズ6個です。
7月第3週に完熟状態で収穫、自然乾燥させたニンニクです。
※名前について
一般的には「ピンクにんにく」という名で知られている北海道在来種のニンニク。薄いピンク色から紫色と多様です。今回収穫し販売しているのは紫色のニンニクです。
かつて北海道はにんにくの大産地でした。時代の経過とともに出回っていたピンクにんにくは、いつの間にか作られなくなり、国産のにんにくそのものも安い海外産に市場を奪われています。
北海道の在来品種、ピンクにんにくは外皮がピンク色、紫色をしています。
皮をむけば白色ですから他の品種と見分けはつきません…ですが中身は全く違います。
ピンクにんにくの特徴は濃いにんにくの香りと味です。
濃厚で深みある味わいは栄養価の高さを示し、アリシン、アリインの含有量は一般的なにんにくと比較すると1.4倍、フラボノイドが豊富に含まれています。
ニンニクは疲労回復や滋養強壮に優れた野菜です。
ビタミンB1が豊富な豚肉と合わせて料理するのがおすすめです。
激しい疲労感、冷え性、記憶力の低下、うつ病、
脳や神経系統の障害等はビタミンB1不足により引き起こされます。
にんにくの成分アリシンは6割程度のビタミンB1の吸収率を高める働きがあります。
またニンニクの抗酸化、殺菌作用は生食です。
そのまま食べればとても辛いですが、すりおろして、しょうゆドレッシングを作ると毎日のサラダにむりなく利用できます。
丸ごとじっくり火を通しアルミホイル等で蒸し焼きにすると、ほくほくしたねっとりした栗やゆり根のような食感舌触り、にんにくの香りと甘さに驚きを感じるはず。(丸ごと料理でニンニク臭は弱まります)
ニンニク料理はにおいがね… とおっしゃる方、ピンクにんにくを刻んだ後の手洗いは1回の石鹸洗浄でにおいなしです。
10月に種まきして厳しい冬の寒さに耐えた北海道のピンクにんにくは7月に収穫いたします。秋、水分が適度に抜けてグレードの高い黒にんにくを作るには最適な時期になりました。