other



ミニトマト・ボルゲーゼの種、15粒です。
今までアイコなど日本のミニトマトで大量にトマトソースを仕込んでいました。トマトソースが出来上がるまでに長時間煮詰める必要があり、
なんとかならないかと探して見つけた品種がイタリアのボルゲーゼ。
生命力旺盛で太い茎をぐんぐん伸ばして実をたくさんつけます。
ソバージュ栽培で育て、収穫は葉っぱをかき分けて行いました。葉に隠れて太陽が届かず味が淡泊になることはありません。
ボルゲーゼの基本形はくるんと丸まった特徴的なへた、先端がつんと尖っています。
小さかったり大きく丸かったりで統一感がなくワイルドです。
野生品種ではないかと思うほどの強靭さを備えているイタリアのミニトマトです。
・調理した感想
加熱してまず驚いたのはトマトに水分が少なくとろみがあること。
ボルゲーゼを半分ほどにカットして中火にかけます。ほどなく実はきれいにバラバラになり、あっという間にトマトソースが出来上がります。
むしろ煮込み過ぎないように注意する必要があるくらいです。油断するとトマトペーストになります。従来の日本のミニトマトと比較すると10分の1以下の手間でできてしまいます。200gの生トマトで160gのトマトソースができコスパ最高です。
・ボルゲーゼの味は
トマト味が濃くて甘いです。生で丸ごと食べるとぱさつき感がありますが、カットして食べると全く問題なし。
食べ終わるとうま味がじわっと口に広がります。冷製パスタに刻んで入れたりサラダも美味しくいただけます。ですがソテーしたりソースに利用する方が持ち味を生かせると思います。