ミニトマト・ボルゲーゼの種、15粒です。
イタリアで何百年もの間作り続けられている在来種です。
水分は少なめで果肉が厚い品種です。
2023年収穫の自家採取の種です。
農薬・化学肥料を使わず、玄米乳酸菌散布して健全に育てています。
ボルゲーゼトマトを知る前はアイコなど日本のミニトマトで
大量にトマトソースをつくっていました。
水分が多いトマトはトマトソースが出来上がるまでに
長時間煮詰める必要があり、
ようやく探し見つけた品種がイタリアの固定種ミニトマト、ボルゲーゼ。
生命力旺盛で太い茎をぐんぐん伸ばして実をたくさんつけます。
剪定にさほど手間をかけなくてもよい育てやすい品種です。
脇芽を少し成長させてから切り取り、挿し木でたくさん株を増やせます。
ボルゲーゼの基本形はくるんと丸まった特徴的なへた、先端がつんと尖っています。
小さかったり大きく丸かったりで統一感がなくワイルドです。
野生品種ではないかと思うほどの強靭さを備えているイタリアのミニトマトです。
・料理に使う
加熱してみてびっくりしたのはトマトに水分が少なくとろみがあること。
ボルゲーゼを半分ほどにカットして中火にかけます。ほどなく実はきれいにバラバラになり、あっという間にトマトソースが出来上がります。
むしろ煮込み過ぎないように注意する必要があるくらいです。油断するとトマトペーストになります。従来の日本のミニトマトと比較すると10分の1以下の手間でできてしまいます。200gの生トマトで160gのトマトソースができコスパ最高です。
・ボルゲーゼの味は
トマト味が濃くて甘いです。生で丸ごとでは多少のぱさつき感がありますが、カットして食べると全く問題なし。
複雑なうま味がじわっと口に広がります。冷製パスタに刻んで入れたりサラダも美味しくいただけます。ですがソテーしたりソースに利用する方が持ち味を生かせると思います。
トマトソースやドライトマトをたくさん作り
今の食糧事情を踏まえて、いざという時の非常食として
ストックしておくのが賢明です。